ましてや野菜も高値の折り、差し上げると畑の野菜が喜ばれるから小作人の私めも嬉しい。
◇ ★ ◇
さて、旅の最終地、高知での続編を前回記事にした。
そして今回でダイジェスト紀行文の一応の完結編。
「牧野富太郎ふるさと館」と司牡丹酒造の醸造所周辺を見物のあと、
友人の車は「桂浜」へと向かった。
すると、桂浜近くになると車両が混みあってきた!
11月15日が坂本龍馬の誕生日で、それを祝うイベント「龍馬まつり」がまさに桂浜で開催される日(誕生日に近い日曜日)だった。
桂浜を見物したあとはJR高知駅から帰宅の途に着く予定だが、岡山までの特急も、岡山からの新幹線も乗り遅れるわけにはいかないので、次第に気持ちが焦ってきたオレ

...が!
友人の指摘で、何故か自分の頭の時計が1時間進んでいることに気付き、ほっと安堵するという一幕もあった!
情けなや〜 呆れる〜

旅の途中のしくじり...時間取り違えの大チョンボがトラウマになり、今度は時間の前倒しとなる勘違いで大焦りしたが、実害ないだけマシだった。
●「羹 (あつもの)懲りて膾(なます)を吹く」か? (^^;
車は暫くノロノロで、何とか桂浜の駐車場に入った。この日は無料扱い (^^)/

・高知を代表する景勝地で、月の名所として知られている
・幕末の志士である坂本龍馬が愛した場所と言われている
・高知県民謡「よさこい節」の一節に「月の名所は桂浜」と歌われている
…
ということになる。
いまは高知県民としても、坂本龍馬とのつながりが一番なのかもしれない。
そして桂浜にある坂本龍馬の像は、
┗→※イメージと実物とが全く違っていた

●頭の中の龍馬像
┗→桂浜の砂浜に、遥かなる太平洋を見つめ、(昔、学校にあった)二宮金次郎像のようにちょこなんと立っている
のかと思いきや、、それは大間違いだった。
砂浜の後方はすぐに、こんな風に小高くなっている。「龍馬まつり」ののぼりがなびく。
↓

●実際の龍馬像
┗→桂浜の「砂浜」ではなく、桂浜の小高い龍頭岬の上に立っている。
高さは5.3mで、台座を含めると13.5mになる立派な銅像。和服姿に懐手、ブーツ姿。
↓

↓龍馬像脇に設置された期間限定の特設展望台から見ると
※画像がいまいちだが、銅像の立ってる場所の高さがわかる。
↓そこからの眺め(龍馬像目線の太平洋)

※「見ると聞くとは大違い」という言葉があるが、実物を自分の目で見て見聞を広めることは大事だといろいろな所で感じる旅でもあった。
◇
さてその後、高知駅まで送って貰い、岡山駅までの特急「南風」に乗車する。
途中の市内には、路面電車も走る。
↓

※思えば、今回の旅の先々、福岡(博多)、長崎、熊本、松山、高知と、路面電車が走っていた。九州、四国の特徴でもあるのだろうか。
「南風」は高知駅始発なので自由席にしたが、予想通りにうまく座れた。
列車は快適に走り瀬戸大橋を渡って2時間半程で岡山へ到着する。
そして岡山駅で新幹線に乗り換えて、3時間と少しで東京駅へ。
在来線に乗り換えて自宅へ無事に戻った

↓高知で買った鰹のおつまみと氷結

※喉を潤すと、何やらじわ〜っとした旅の満足感と心地よい安堵で静かな幸福感に包まれた。
旅にお付き合い、お世話をしてくれた友人全員へあらためて感謝


これにて計八所八泊の旅の終点。
…
今日も元気で 楽しい一日に〜

