2019年07月06日

貝原益軒に「なでさすり」による健康法を学ぶ

江戸の学者・文化人で「養生訓」の著者・貝原益軒
日本人は元禄以降、庶民までが自分や家族の人生を考えるようになり、
とりもなおさずそれは、健康ということを民衆レベルで意識し始めるようになった。
当時はまだ「健康」という言葉ではなく「養生」と呼んでいた。

さて、今回は江戸期にあって自らも85歳の長寿を得た貝原益軒が教える健康法の一つを紹介してみる。

 それは、
「導引(どういん)」⇒ ようするに、肢体や関節を動かし屈伸させたり、からだを摩擦すること。

「なでる」というしぐさには、「ふれる」「さわる」による認知とコミュニケーションの機能に加えて、痛みをなだめ、苦しみを和らげる「癒し」の働きが含まれている。
撫でるは、癒しのパフォーマンスともいえるのだ。

「さする」も撫でると同様で、物の表面を反復的に軽くこすることを言う。

 益軒は、自分の体を「なでさする」ことを大切な健康法として力説している!
そしてさらに具体的に(要約すると)、

「ときどき導引して腰腹をなで(さ)すり」しなさい、と言っている。

片手を使って足の五つの指をにぎったり動かしたり、もう一つの片手で足の裏をなでさする。(軽くもみほぐすようにしてもいいだろう)
このようにして足裏を温める


膝より下の、はぎの表裏(おもてうら)を、しばしば撫でる。
足の甲を撫でて、足のうらを多く撫で、足の十指をさすったり引っ張ったりすれば気を巡らす

頭から顔、首すじにはじまり。胸部、腹部、背中、手足などからだの隅々撫でさすり、温め鎮め、気をめぐらすのである。

背中部分は、子どもの温めた手で撫でさすることをすすめているものの、
 基本は、みずからするは、もっともよし!」
として、自身による撫で・擦りを奨励している。
(いわば、自分ひとりでできる手軽な健康法 であり、脇に撫でたり擦ったりしてくれる人がいなくてもいい!健康法なのである)

 朝目覚めてから、起き上がる前にしていることがある。<秘伝?の一部である>
先ずはゆっくりと深呼吸をしながら体を存分に伸ばす。
そして、両目を覆っている骨の部分を指で軽く押し込むように刺激すると物凄く気持ちがいい

両顎(あご)の骨の部分を下から両方の親指をあてて、少しずつずらして(耳下から顎先まで)指圧すると、これがまた実に気持ちが良く生気がみなぎる

後頭部、首すじ、鎖骨や肩のあたりを順番に揉んだり擦ったり。
リンパの流れのおおもと部分だから重要だ!
臍の周りに片手のひらを当てて、右回りに30回、左回りに30回擦る。

両方の太もも付け根にあるリンパの出入り部分も重要だ。
鎖骨近辺のリンパも含めて、両手足のリンパの流れを促すには、決して力を入れてはいけない
流れに沿って軽く擦ってやればよい。

 こんなことをして寝床から起き出し、顔を洗って、テレビ体操という流れで毎日が始まっている。
お陰様で検診データ数値はまるで問題がない。
生きている間は元気にいられたらありがたいと思う。
裏返しの望みは、ポックリいければありがたいということになる。

スキンシップによる癒しは、ブログの別記事を参照ください↓
愛情ホルモンと「タクティールケア」に思う
ラベル:健康 貝原益軒
posted by ささやきびと at 11:18| Comment(0) | 貝原益軒に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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