2019年04月10日

「風日にあたらしむべし」を貝原益軒に学ぶ

江戸時代、元禄期前後の学者で文化人の貝原益軒
益軒の『養生訓』には、「育幼(幼を育つ)」という項目がある。

エッセンスは次のようなものになる。
……
ひとつには、「三分の飢えと寒」といい、少し空腹にさせ、少し寒い思いをさせるのがよく、
腹一杯美味しいものを食べさせ、厚着させて暖め過ごすと、子どもは病気になる、という。

もうひとつは、「小児は陽さかんにして熱多し。つねに熱をおそれて、熱を漏らすべし。(中略)
風日(ふうじつ)にあたらしむべし
といい、こうすれば身体健康になれるという。
……
貝原益軒に学んだ、香月牛山(かつきぎゅうざん)という医者も、
小児は土と水とを常にもてあそばしむれば、その熱鬱の気散じて病なし
と、著書「育草(やしないぐさ)」のなかで述べている。

その昔、我が家の子供たちが通っていた幼稚園では、
園児の靴はなく、一年中草履(ぞうり)を履いて通っていた。
たまたま通っていたその幼稚園は、そういう教育方針だったが、
確かに子どもたちはみんな元気そのもので育ったから、貝原益軒のいうことと合致している。

自分自身を振り返っても、、
育ったところが赤城山の麓(ふもと)で、空っ風吹き付ける冬の最中に鼻水をたらしながら、イノシシか何かのように野山を駆け回っていた。
子どもは体のなかにエネルギー、マグマの塊のような熱があってそれを放出することで元気に育つのかもしれない。

三分の飢え」とあるが、自分の子どもの頃は、粗食にして「四分の飢え」くらいはあったかもしれない。
結果的に、益軒の「育幼」の如く過ごした小僧時代であったため、元気でいられるのかもしれない。
ラベル:健康 貝原益軒
posted by ささやきびと at 17:56| Comment(0) | 貝原益軒に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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